こんにちは。
TOEICを3ヶ月で590点から955点にまでスコアアップした、大学生のミケです。
大学受験や就活でTOEICスコアを持っていると有利だという話はよく聞くと思いますが、あなたはTOEICで取りたい点数がありますか?
TOEICで高得点を目指している人必見。
TOEICで高得点を取るまでのプロセスを徹底解説していきます。
TOEICの特徴①点数がすぐに上がる!
当ブログのTOEIC関連記事では、勉強法や解き方などのテクニックを身につけることで、効率良くスコアアップを目指す方に向けた記事をまとめています。
英語力の基礎から時間をかけてTOEICの点数を上げていきたい方は、当サイトの英語学習から勉強を始めてください。
「TOEIC|即使える!スコアを100点上げる3つのコツ」では、読むだけで100点スコアアップできるコツ・テクニックを紹介しています。
当ブログ運営者のミケは、3ヵ月で590点から955点に点数を伸ばしています。英語力の再構築ではなく、TOEICのための勉強をすることで、短期間で大きくスコアアップすることができました。
このTOEIC高得点への攻略を読んで行動すれば、あなたのTOEICスコアアップにつながるはずですので、ぜひ読み進めてください。
TOEICの特徴②高得点を取っておくと、進学や就職で有利になる
日本の企業は新卒採用で、TOEICをとても重視します。学歴や他の資格試験とは異なり、TOEICは対策を少しするだけで、他の就活生と大きな差をつけることができます。
さらに新卒採用だけでなく、入社後の昇進や昇給・海外派遣などにもTOEICスコアが利用されることも多いため、就活後にも持っておくと役に立ちます。
大学受験などの進学にも、TOEICが受験資格になっていたり、TOEIC高得点で英語の点数が満点にしてもらえたりと、良いことがたくさんあります。単位換算で、大学の英語の授業を受けずに英語の単位を貰うこともできるので、学生のうちに取っておいて損のない(むしろ取っておくべき)試験です。
TOEIC試験ではどんな問題が出る?難しい?
TOEICのテクニックを学ぶ前に、一つだけ先にやっておくべきことがあります。
それは、問題形式を把握しておくことです。どんな問題があるかを理解してからテクニックや解き方を学んでいくことで理解が深まり、点数も上がっていきます。
ここから先の解説を読み始める前に、TOEIC試験とは?【はじめてをわかりやすく解説】で、TOEICで出題される問題や、TOEICの大まかな全体図を把握してください。
TOEICには簡単なセクションもあれば、難しいセクションもあります。
はじめのうちは、簡単なセクションで点数を落とさないことを意識して、大幅スコアアップを目指しましょう!
TOEICのスコア(点数)と目安レベルは?
TOEICでは、英検のような合否ではなく、レベルに応じたスコアが与えられます。スコアは990点満点で、各セクションが495点満点です。
スコア | レベル | 英語力の目安 |
---|---|---|
10-395 | 小学生レベル | 英語でのコミュニケーションが取れない |
400-500 | 中学2年生レベル | 相手がゆっくり繰り返し話せば、単語で最低限の日常会話はできる |
500-600 | 中学卒業レベル | 相手がゆっくり話せば、短い文での日常会話ができる。全受験者平均は580点。 |
600-730 | 高校卒業レベル | ビジネスで、簡単な英語を使うことができる。 |
730-860 | 大学卒業レベル | 海外出張でも困らずに仕事ができる。 |
860-990 | ネイティブレベル | ネイティブの会議に参加でき、支障なくコミュニケーションが取れる。全受験者数の約3%。 |
リスニングセクション
TOEICのリスニングのほとんどは、簡単にスコアアップできます。
3択~4択のマークシート形式のリスニングセクションでは、テクニックさえ身につけてしまえば簡単に高得点を取ることができます。
「目立つものに注目する」や「先読み」などの解答テクニックを紹介した上で、それぞれのテクニックをテスト本番で使えるようにするための勉強法まで丁寧に解説しています。
パート1攻略【勉強法と解き方】
1枚の写真について4つの短い説明文が1度だけ放送されます。4つのうち写真を最も適切に描写しているものを選ぶ問題です。
Part1(写真描写問題)
問題形式:1枚の写真について4つの短い説明文が放送され、最も正しい選択肢を1つ選ぶ。
問題数:6問
難易度:簡単
たった6問しかなく、比較的簡単な問題ばかりです。ここで多くの問題を正解して良いスタートを切りたいところです。
参考記事:パート1攻略【勉強法と解き方】
パート2攻略【勉強法と解き方】
1つの質問または発言と、3つの応答がそれぞれ1度だけ放送されます。質問に対して最も適切な応答を選ぶ問題です。
Part2(応答問題)
問題形式: 1つの質問または文章に対する3つの選択肢で、最もふさわしい答えを選ぶ
問題数:25問
難易度:簡単
Part2は、設問の出だしさえ聞き逃さなければ高得点を取れるボーナスゾーンです。TOEICの中で一番スコアを伸ばしやすいパートです!問題のパターンが非常に少なく問題自体が短文なので、英語初心者の方でも大幅アップを狙えます。
参考記事:、パート2攻略【勉強法と解き方】
パート3攻略【勉強法と解き方】
会話が1度だけ放送され、そのあとに設問が続きます。問題用紙の設問と4つの選択肢を読み、その中から最も適切なものを選ぶ問題です。
Part3(会話問題)
問題形式:2人~3人の会話と、会話に関する質問が流れる。問題冊子にある4つの選択肢から正答を1つ選択する
問題数:39問
難易度:やや高
リスニングセクションの中では、3番目に点数を上げやすいセクションです。
Part3を何回も解いていると、解答用紙に書いてある選択肢を読んだだけで放送を推測できるようになります。
「慣れ」さえすれば、簡単に解けるってこと
参考記事:パート3攻略【勉強法と解き方】
パート4攻略【勉強法と解き方】
アナウンスや電話のメッセージなどの説明文が1度だけ放送され、その後に設問が続きます。説明文は印刷されていません。問題用紙と設問と4つの選択肢を読み、その中から最も適切なものを選ぶ問題です。
Part4(説明文問題)
問題形式: アナウンスやスピーチ・ニュースなどが放送され、 問題冊子を読み4つの選択肢から1つを選択する
問題数:30問
難易度:高
リスニングセクション最難関のPart4。長めの会話になるので、英語が苦手な人はこころが折れがち。
このセクションでも点数を稼ぐには、「英語を聞き取る力」が必要になってきてしまいます。といっても、TOEIC対策を続ければ聞き取れるようになるレベルのものですので、ビビらなくて大丈夫です。
効率よくスコアアップしたいならば、Part1~3を先に対策し始めることをオススメします。
リーディングセクション
リーディングセクションでは、パート5の文法問題・パート7の読解問題が点数を左右します。どの問題でも、スピードと正確性がないと最後まで解くことすらできない問題量ですので、英語力の高さでカバーするか、テクニックを身につけてカバーするかを選ぶ必要があります。
ここまで読み進めてくれているあなたは、きっとテクニックを身につけてカバーしたいと思っているか、英語力とテクニック両刀使いを目指す方でしょうから、英語力が足りなくても解けてしまうテクニックを紹介していきます。
パート5攻略【勉強法と解き方】
短文穴埋め問題(30問)
4つの選択肢の中から最も適切なものを選び、不完全な文を完成させる問題です。
スタディサプリにあるシャドーイングの機能は全く使わず、ディクテーションをしてからトーク形式のモデル音声・スクリプトを利用して文章を確認しましょう。スタディサプリの使い方は、「スタディサプリでTOEICが350点以上アップした使い方と活用法」で詳しく解説しています。
パート6攻略【勉強法と解き方】
長文穴埋め問題(16問)
4つの選択肢の中から最も適切なものを選び、不完全な文を完成させる問題です。
TOEICパート6の勉強法は、パート7の対策をしていれば対応できます。問題数もパート7の方が多いため、パート7の対策を先に始めることをおすすめします。
パート7攻略【勉強法と解き方】
読解問題(シングルパッセージ29問・複数パッセージ25問)
いろいろな内容・形式の、一つもしくは複数の文書に関する問題が出題されます。設問と4つの選択肢を読み、その中から最も適切なものを選ぶ問題です。
目標スコア別の勉強法とオススメしたい参考書
各セクションの問題形式と大まかな勉強法を解説してきましたが、これからは目標スコアに合ったテキストを使って勉強していく必要があります。公式問題集を使い、自分自身の目安スコアを確認した後で、ひとつ上のランクの目標スコアのページを読み進めてください。
高得点を取るためには読んでおきたいテクニック・コツ集
レベルに合った参考書で問題演習を繰り返したり、問題形式をさらに理解することも重要ですが、TOEICを勉強するなら知っておくべきことがあります。
問題の解くペースや効果的な解き方、テスト直前にすべきことなどを知っていると、知っているだけで100点もアップできる内容です。
合わせて読みたい:TOEIC|即使える!スコアを100点上げる3つのコツ
合わせて読みたい:TOEIC|英単語暗記法【基礎+応用編】
テクニックをいくつか紹介しましたが、スコアアップするためには問題演習が不可欠です。
関連記事やスコア別オススメ参考書紹介を読んだら、さっそく行動に移しましょう。
関連記事:3ヶ月でTOEIC500台から950超えを達成した話
関連記事:スタディサプリでTOEICが350点以上アップした使い方と活用法