3ヶ月でTOEIC500台から950超えを達成した話

TOEIC500点台の僕が、3ヶ月間で900を目指して勉強したら950超えが取れた話TOEIC
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はじめまして、こんにちは。
TOEICを3ヶ月で590点から955点にまでスコアアップした、ミケです。

今回は、「3ヶ月でTOEIC500点台から950点超えを達成した話」を紹介していきます。

この記事は、2016年5月からの新形式に対応しています!

TOEIC高得点を取っておくといい理由

日本の企業は、TOEICをとても重視して採用を行います。学歴や他の資格試験とは異なり、TOEICは対策を少しするだけで、他の就活生と大きな差をつけることができます

さらに新卒採用だけでなく、入社後の昇進や昇給・海外派遣などにもTOEICスコアが利用されることも多いため、就活後にも持っておくと役に立ちます。

大学受験などの進学にも、TOEICが受験資格になっていたり、TOEIC高得点で英語の点数が満点にしてもらえたりと、良いことがたくさんあります。単位換算で、大学の英語の授業を受けずに単位を貰うこともできるので、学生のうちに取っておいて損のない(むしろ取っておくべき)試験です。

TOEICで出る問題のレベルは?難しい?

リスニングセクション(全100問)

Part1:写真描写問題(6問)

1枚の写真について4つの短い説明文が1度だけ放送されます。4つのうち写真を最も適切に描写しているものを選ぶ問題です。

参考記事:パート1攻略【勉強法と解き方】

Part2:応答問題(25問)

1つの質問または発言と、3つの応答がそれぞれ1度だけ放送されます。質問に対して最も適切な応答を選ぶ問題です。

参考記事:、パート2攻略【勉強法と解き方

Part3:会話問題(39問)

会話が1度だけ放送され、そのあとに設問が続きます。問題用紙の設問と4つの選択肢を読み、その中から最も適切なものを選ぶ問題です。

参考記事:パート3攻略【勉強法と解き方】

Part4:説明文問題(30問)

アナウンスや電話のメッセージなどの説明文が1度だけ放送され、その後に設問が続きます。説明文は印刷されていません。問題用紙と設問と4つの選択肢を読み、その中から最も適切なものを選ぶ問題です。

参考記事:パート4攻略【勉強法と解き方】

リーディングセクション(全100問)

Part5:短文穴埋め問題(30問)

4つの選択肢の中から最も適切なものを選び、不完全な文を完成させる問題です。

Part6:長文穴埋め問題(16問)

4つの選択肢の中から最も適切なものを選び、不完全な文を完成させる問題です。

Part7:読解問題(シングルパッセージ29問・複数パッセージ25問)

いろいろな内容・形式の、一つもしくは複数の文書に関する問題が出題されます。設問と4つの選択肢を読み、その中から最も適切なものを選ぶ問題です。

TOEICのスコア(点数)と目安レベルは?

TOEICでは、英検のような合否ではなく、レベルに応じたスコアが与えられます。スコアは990点満点で、各セクションが495点満点です。

ミケ
ミケ

(キリ良く1000点にすればいいのにね)

スコアレベル英語力の目安
10-395小学生レベル英語でのコミュニケーションが取れない
400-500中学2年生レベル相手がゆっくり繰り返し話せば、単語で最低限の日常会話はできる
500-600中学卒業レベル相手がゆっくり話せば、短い文での日常会話ができる。全受験者平均は580点。
600-730高校卒業レベルビジネスで、簡単な英語を使うことができる。
730-860大学卒業レベル海外出張でも困らずに仕事ができる。
860-990ネイティブレベルネイティブの会議に参加でき、支障なくコミュニケーションが取れる。全受験者数の約3%。

590点だった時の英語レベルと課題

弱点発見とテクニック

僕が590点を取った時は、TOEIC用の試験対策を全くせずに受験していました。

TOEICの詳しい問題形式や、解き方を知らなかったのです。

TOEICは毎回同じ形式で出題されます。頻出単語が繰り返し出てきて、似たような引っ掛け問題がとてもよく出るため、少し対策するだけでも点数がすぐに上がります。

つまり、傾向を知って、テクニックを身につけるだけで点数を大きく上げることができます

弱点発見イラスト

ここでポイント

TOEICを受験すると、スコアレポート(自分の英語力の特徴がわかる採点結果)を貰えます。受験した際には、点数とともに確認しておきましょう。

TOEIC問題集 新形式対応編を解き、正答率の高いパート・低いパートに分類すると、自分はリーディングのパートが苦手だとわかりました。

※失敗談をお伝えすると、この段階では最新の公式問題集を使うべきでした。公式問題集は実際のテストに極めて近い公式問題なので、問題傾向・問題難易度・スコア換算の正確性が群を抜いて素晴らしいです。

自己分析ですが、 苦手パートに気づいて、対策をするモチベーションも高まりました。さらにやる気を高めるために、持っていると有利になるTOEIC900を目標にして、勉強を進めていくことを決意しました。

勉強開始

ここまでの弱点発見と課題発見により、苦手な範囲が分かりました。

苦手克服をする前に、まずはTOEICテスト直前の技術を使って、問題形式の理解や解き方とテクニックを学びました。

対象レベルはTOEIC400点~600点の人で、11日間で終わる構成です。著者であるロバート・ヒルキ氏は30年以上TOEICを教えており、初学者のひっかかるポイントや解答テクニックがわかりやすく紹介されています。

ヤル気にに満ち溢れていたので2週間ほどで2周して、TOEICで出題される問題の種類と解き方・注意すべき引っ掛けポイントを学びました。

これだけで「TOEIC、意外と簡単なんじゃない?」と思い始めてましたね。
それくらい、スコアアップするためのノウハウが詰まっていました。

直前の技術を読み終えた頃から、毎日英語に触れないと感覚が無くなってしまいそうだったので、下記のとおり勉強時間の確保をしました。

  • 大学終わりは図書館にこもって、平日2時間のTOEIC対策
  • 空きコマは一人行動を心がけて、課題など授業後のタスクを減らす
  • 週末は大学の課題6時間、TOEIC3時間の学習

面白そうな授業を分野レベルバラバラで受けていたので、大学の自主学習時間がかなり多かったです。もっと時間を使える方は、自分にできそうな勉強量に増やしてみてください。

ミケ
ミケ

(1年生なのに教授から許可をもらって大学院レベルの授業も受けてたなぁ…)

ちなみに「最速スコアアップを目指したい」と考えている人も多いですが、たまには英語の動画をみたり息抜きも大切です。

TEDTALKで英語字幕をつけてアカデミックな講義を聞いたり、NetflixAmazonPrimeの映画を英語で見たりすると、リスニング力が上がって日常の話題にもなるのでかなりオススメ。

効果抜群の勉強法に出会う

直前の技術を読み終えたあとに始めたのがスタディサプリです。
リクルートが運営しているとても有名なアプリなので多くの方が知っていると思います。

スタディサプリは学習記録が保存され、練習問題もゲーム感覚でクリアしていくことができるため、勉強嫌いである僕でも挫折しないで継続できました。

そんな継続できる魅力があって、大幅スコアアップができる丁寧な解説と練習問題があって、膨大で優良な模試がたくさん利用できたので、これがなかったら955点を取れていないです。

スタディサプリでは、収録されているパート別解説や練習問題、模試演習をすると同時に、単語・英文法の知識を増やしました。

各パートの実力チェック・間違えた問題の動画解説・練習問題・TEPPAN英単語目標スコア860までを解きました。
引き続き、スタディサプリ模試とTOEICの公式問題集4を併用して、演習を繰り返すことで「試験慣れ」をしました。その間もスタディサプリで目標スコア900のTEPPAN英単語や理解度チェックを活用していました。

勉強を開始して一度目のTOEICテストでは、855点を獲得。2ヶ月で265点アップして、目標の900まであと45点。

問題集や模試の間違えたところを周回していると、スタディサプリの模試で9割ほど取れるようになり、スタディサプリの模試をほぼ全て解いてしまったので、図書館でTOEIC公式問題集2と3を借りてきて同じように問題集を解きました(正答率9割は900点弱くらいです)。

問題演習の期間にも、覚えた単語を忘れないように、一週間置きにスタディサプリTEPPAN英単語で自動作成される「間違えた単語テスト」を使って単語を思い出していました。

演習の段階で、重宝したテキストは以下の通りです。

スタサプTOEIC

そして勉強開始から3ヶ月後、855点を取ってから1ヶ月後、TOEIC試験で目標スコアを大きく超えた955点を獲得することができました。

いきなり、ここまでの得点を取ることができるとは思っていなかったので驚きましたが、勉強法が良かったからだと思っています。TOEIC955点に満足した僕は、興味をもっていた経済学と経営学の学習をし始めました。

勉強継続のためにしたこと・心掛けたこと

ただ単にTOEIC900を目標にしても、勉強を継続できていたとは思えません。継続のために4つのことを意識することで、目標達成まで続けることができました。

①目標スコアを決める

僕は就職のためにTOEICスコアを取ろうと対策し始めたのですが、
結果、大学受験にTOEIC高得点が必要になったので、早めにやっておいてよかったと思っています。

590点しかなかったことに焦って、900点に目標を設定しました。

ミケ
ミケ

(今思えば高めの目標だった…)

金欠大学生だったので、たくさんの参考書は買わず、できるだけ安く達成しようとしました。

こうして「期間」「目標数値」「コスト」を明確にすることで、実行可能な計画を立てることができました。

  • 期間ー3ヶ月
  • 目標数値ー900点超え
  • コストーできるだけ安く

②毎日の決まった生活サイクルを作る

TOEICの勉強時間を確保するために、行動を習慣化しました(週4で続けると習慣にできると言われています)。

僕は、平日5日間の生活にTOEICの勉強時間を2時間取り入れました。
曜日によって行動は変わるのですが、ある1日はこんな感じです↓

7:00起床
7:30朝食
8:30

大学で授業

16:00仮眠
16:30課題
17:30夕食
18:00フリー
21:00課題
23:00TOEIC
0:00就寝

また、空きコマなどのスキマ時間がある時(訳:ストーリーを見終わって何もやる気が出ない時)には、TOEIC英単語を覚えていました。正直に言うと、講義中にスタサプしてたこともありました、ハマりすぎ注意…

③ゲーム感覚で楽しく効率的に学習する

スタディサプリでは、自動で勉強時間や進捗状況を記録してくれます。例えば、文法の解説動画と例題を一つ学習すると33%達成!といったように残っている範囲が減っていくのが分かります。

公式問題集は買うべきとして、それ以外の単語帳・文法書・リスニング用問題集・リーディング用問題集・戦略本は買わなくてもスタディサプリひとつでもOKです。(900レベルまでを目安)

④スタディプラスで勉強時間を可視化する

スタディプラスはベネッセが運営している勉強記録ツールです。僕は大して勉強もしないのに記録をつけていた高校時代から、継続して勉強記録をつけています。

使った参考書別に勉強時間が記録でき、模試のグラフ化ができたり、他のTOEIC学習者と繋がったり、学習意欲が上がります。

気付いたら955点が取れていた

目標を立て、スコアを上げるための対策を続けることができました。

すると、対策して2回目の受験で、900点を目指していたのにいきなり955点を取ることができました。

僕のスコアアップ経験談を書いてきましたが、TOEICの特徴と解くコツを知った後にすべきことは、

問題をたくさん解いてテクニックを身につける→解くスピードを上げる

単語や文法など英語力の底上げをする

この2つだけです。

振り返ってみて、短期間(3ヶ月)で集中して対策をできたことも良かったのかもしれません。

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気に入らなかった場合も、期間内に解約すれば料金がかからないのでまずは試してみてください。

スタディサプリの使い方・活用法解説記事は絶対見ておくべき!

TOEICスコア別の勉強法とオススメ参考書

各セクションの問題形式と大まかな勉強法を解説してきましたが、これからは目標スコアに合ったテキストを使って勉強していく必要があります。公式問題集を使い、自分自身の目安スコアを確認した後で、ひとつ上のランクの目標スコアのページを読み進めてください。

ひとつずつ、レベルアップしていく感覚で進めましょう。目安スコア600前後で、いきなり目標スコア900の勉強をしたから900点が取れるわけではありません。むしろ効率が悪くなるので、自分の点数に合った勉強をすることが大事です。自分の点数の知り方は、弱点発見とテクニックで解説しています。

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